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福島の子どもの甲状腺検診の結果から35%の子どもに「のう胞」が発見。 深川市立病院内科 医学博士 松崎道幸氏

 北海道深川市立病院内科、医学博士の松崎道幸氏の意見書によりますと、福島の子ども(平均年齢10才)の甲状腺検診の結果(本年4月26日発表)、35%の子どもに「のう胞」が発見されたと報告されています。

   http://1am.sakura.ne.jp/Nuclear/kou131Matsuzaki-opinion.pdf

                                                                                                     
松崎医師は、この35%ののう胞保有率が高いか低いかについて、福島大学副学長 山下俊一氏の長崎県の子どもの調査やチェルノブイリ原発周辺の子どもの甲状腺超音波検査の結果と比較しています。その結果、福島の子どもののう胞保有率は、過去のどの調査よりも高率であることが明らかになっています。
 
のう胞がある=甲状腺がんが発症するとは言えませんが、甲状腺の内側で何か普通でない事が起きているおそれは否めません。
 
この現状について松崎医師はこのように述べています。
以下引用
1. 内外の甲状腺超音波検査成績をまとめると、10才前後の小児に「のう胞」が発見される割合は、0.5~1%前後である。
2. 福島県の小児(平均年齢10歳前後)の35%にのう胞が発見されていることは、これらの地域の小児の甲状腺が望ましくない環境影響を受けているおそれを強く示す。
3. 以上の情報の分析および追跡調査の完了を待っていては、これらの地域の小児に不可逆的な健康被害がもたらされる懸念を強く持つ。
4. したがって、福島の中通、浜通りに在住する幼小児について、避難および検診間隔の短期化等、予防的対策の速やかな実施が強く望まれる。
5. 以上の所見に基づくならば、山下俊一氏が、全国の甲状腺専門医に、心配した親子がセカンドオピニオンを求めに来ても応じないように、文書を出していることは、被ばく者と患者に対する人権蹂躙ともいうべき抑圧的なやり方と判断せざるを得ない。
                                          引用終わり
 
松崎医師は、被ばくにより呼吸機能、骨髄機能にも影響が出ることについても警告しています。
 
チェルノブイリの調査から、土壌汚染の高い地域(平均355キロベクレル/㎡)に住み続けていた子どもは、汚染の少ない地域(平均90キロベクレル/㎡)に住み続けていた子どもより肺年齢が5年以上早く老化することがわかっています。
 
また骨髄機能が影響を受けると、細菌やウィルスに対する抵抗力が減ったり、貧血、血が止まりにくいなどの問題が出てきます。病気やハンディを持ったお子さんは、さらに悪化する恐れを考慮しなければなりません。
 
                      
 
松崎医師は、論文(意見書)の中で繰り返し、「実際に起きる健康被害は、もっと大きくなるだろう」と述べています。今後福島に限らず、汚染度の高い地域に住んでいる子どもたちにどのような影響が出てくるのか?…考えると恐ろしくなります。
 
引用    
   「将来のある子ども達に起こるおそれのある不可逆的な健康被害を予防するためには、速やかに汚染地域から避難する必要があることは明白(である)。」
                                                                                                           引用終わり
                
今、私たち大人が出来ることは何でしょうか? ‐考えたいと思います。
 
 

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One Response to 福島の子どもの甲状腺検診の結果から35%の子どもに「のう胞」が発見。 深川市立病院内科 医学博士 松崎道幸氏

  1. pooch より:

    東京在住です。子どもは11歳。西の方へ移住したくても様々な事情があり今すぐには無理。せめてもの対策として、内部被ばくに気をつけています。尿検査、血液検査などもする予定。

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